愛染明王

愛染明王

愛染明王 山本尊愛染明王は像高119センチ、台座からは約210センチ。ヒノキ寄木造りで彩色が大変美しい仏像です。 姿は三眼六臂(さんがんろっぴ)~眼が3つ、腕が6本~髪を逆立て、頭には獅子の冠をいただき、宝瓶(たからがめ)、紅い蓮華の台座にお坐りになっています。
のうち第一手は息災を表し、左手には鈴、右手には五鈷(ごこ)を持ち、第二手は愛敬(あいきょう)和合(わごう)の大切さを表し、左手には弓、右手には矢を持ち、第三手は迷いや誘惑に打ち勝つことの大切さを表し、左手は固く握りしめ、右手には蓮の蕾をを持っています。
身は赤色で三眼をみはり、口を大きく開いた怒りの表情で、心の迷いや悩みを焼き尽くし、すべての人々をお救い下さる仏様です。
座とご光背は大正13年火災により焼失しましたが、昭和10年奈良の仏師、新納忠之介の手により復元されました。
和10年4月文部省より国宝に指定され、戦後、昭和25年には文化庁より国重文に指定されました。
た、愛染明王は、昔より「あいぜんさま、あいぜんさま」と親しまれ、家内安全、商売繁盛、厄除け開運、交通安全、縁結び、病魔調伏、身体堅固、災難消滅、染色、造醸の仏様として妙高寺開創以来740年余り多くの方々に信仰され続けています。

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あいぜん祭

あいぜん祭り【花火・屋台】 年6月第2土曜日が愛染明王の大祭です。昔から夏を告げる祭りとして有名で、愛染明王の御開帳には、家内安全や商売繁盛、縁結びなどを願っておおぜいの人が参拝します。奉納花火や富くじ、演芸などのアトラクションがあり、露店も多く出て、子どもから大人まで沢山の人で賑わいます。 あいぜん祭り【旗】

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